片頭痛の特徴
片頭痛はズキズキと心臓の拍動に合わせて脈打つような痛みを感じます。また、光、音、におい、気圧や気温の変化に敏感になったり吐き気、嘔吐、下痢などを伴うことがあります。
多くの場合、頭や体を動かすと、響くように痛みが強くなる傾向があります。
頭痛の前兆として、急激に肩がこったりチカチカした光が見えることもあります。
片頭痛の特徴まとめ
- ズキンズキンと脈打つような痛み
- 頭痛が起きる前にチカチカした光が見えることがある
- 首や肩の強いコリや張りを感じる
- 体や頭を動かすとひびく
- 月に1-2回起きる
片頭痛の原因
はっきりとは解明されていませんが、頭蓋骨内の血管が広がり、周囲の神経が刺激されて痛みが起きます。
なぜ血管が拡張するかは科学的には解明されていませんが、次のようなことがきっかけになると言われています。
- 肩こり
- ストレス
- 生活リズムの乱れ
- 休日に緊張から解放されたとき
- 雑踏、人ごみ
- 気温の急変動
- 気圧の急変動
- アルコールや特定の食品(人によって食品の種類は異なる)
- 寝過ぎ
- 寝不足
- 女性ホルモンの変動
- 空腹
- 疲労
- 光や音の強い刺激 など
あらゆることが引き金となって症状が出る場合があります。
片頭痛の予防と対策
自分の痛みが出るきっかけを見つけ、それを避けることである程度予防することができます。
また、痛くなりそうな時に安静にするなど前兆の段階でケアをすることもできるかもしれません。
まずは次のチェックリストで頭痛が起きた時の状況を把握しましょう。
- いつ(生理のとき、夜だったなど)
- 環境(雨、睡眠不足、ストレスなど)
- 頭痛の前に何をしたか、何を食べたか
- 前兆はあったか
たいていはいくつかの要因が重なったときに頭痛が起こります。日常生活上で引き金となりそうなことが重なってきたら用心して過ごすことが必要です。
痛くなってしまったら
血管の拡張によって起きるのが片頭痛ですから、刺激を避けるのが基本です。
よって、以下のような対策は有効だと考えられます。
- 静かな暗い部屋で安静にする
- 光、音、振動などの刺激を避ける
- こめかみや痛む部分を冷たいタオルなどで冷やす
- 鎮痛薬(病院や市販の薬)
- カフェイン(コーヒーやお茶)
頭痛が起きている時は、入浴、運動、マッサージなどはやめたほうがよいでしょう。
慢性的な肩こりによる自律神経の乱れによって頭痛が起きている場合もあるので、頭痛が起きていないときにマッサージなどのケアを行うのは有効です。
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