現代人に身体のメンテナンスが必須な7つの理由

整体とかマッサージは贅沢品?

整体やマッサージを週末の楽しみとか、旅行に行ったときにやるものだと思っている方が多いと思います。
ですが、現代人にとって身体のメンテナンスは贅沢品ではなく、生活必需品です。
その理由を7つだけ紹介します。

1、運動不足

最近の興味深い統計によると、座りすぎによる生活習慣病の死者は喫煙による死者を上回ったという報告があります。
運動不足に起因する血行不良から高血圧、高コレステロール、高血糖が生じ、脳や心臓の血管障害に発展します。
このような事実は血行不良の長期的な害を裏付けるものです。

2、栄養バランスの偏り

健康のために野菜を食べるようにしていますか?
しかし、野菜の栄養価は日本の場合70年前に比べて半分以下になっているといわれています。
原因は、種の交配による劣化や化学肥料、農薬による大量生産を可能にする技術を用いたからだといわれています。
私たちの身体は食べたもので出来ています。当然、筋肉や関節もそうです。

3、生活リズムの乱れ

日の出とともに起きて暗くなったら寝る。それが生物として正しい姿です。
しかし、私たちは夜になっても電気をつけて昼間と同じように仕事をしたり活動しています。
今更それを変えることは効率を重んじる社会では難しいでしょう。
でも、生物として正しい姿から離れるということは身体への負担という代償を伴います。

4、大気や水などの環境汚染

日々吸ったり飲んだりする空気や水。
それが私たちの身体に及ぼす影響は計り知れません。
大気に含まれる汚染物質は呼吸器とその周辺の筋膜に、過剰に消毒された水は神経系に悪影響を及ぼします。

5、薬やサプリ、栄養ドリンク

風邪をひいたら風邪薬、肌荒れにはビタミンCのサプリ、寝不足の時は栄養ドリンク。
私たちは短期的な利益を求めて安易な手段に頼りすぎていないでしょうか?安易な手段には必ず代償が伴います。

6、ストレス

ある調査によると、働く男女の8割が慢性的なストレスを感じているとのことです。
ストレスは一時的なものなら問題ありません。しかし、慢性的なストレスは自律神経のバランスを狂わせ、筋・筋膜に悪影響を及ぼします。

7、医原病

ひとつの病気を治すためにより多くの病気を作り出すような医療が存在しています。
主作用より副作用のほうが重い薬。極短期的には効果があるが中・長期的に考えると害にしかならない治療。
私たち一般市民は情報をよく調べ自分の身は自分で守らなければならない時代になっています。

まとめ

時代の変化にわたしたちの身体は適応しきれていない

この100年余りで私たちの生活環境は激変しています。
移動手段の変化、様々な機械の発達、コンピュータ、スマートフォンの普及など
私たちは身体を使わなくても様々なことをできるようになっています。
それは楽で効率のよいことです。
しかし、私たちの身体は狩猟・採集生活をしていたころと比べてほとんど進化していません。
通常、身体機能が環境に合わせて変化するには長い時間が必要です。
きっとあと1000年ぐらいすると遺伝子レベルで人間は変化し、健康でいるために必要な運動量や栄養も変化するかもしれません。
私たちはその日までこの変化した時代に現状の身体で向き合っていかなくてはなりません。
ですから、なるべく早いうちから健康に自己投資していく習慣を作ることは重要なことです。

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