忙しいとついつい睡眠不足になってしまいがちですよね。
残業して家に帰ってご飯食べてお風呂入ったらもう1時!勉強するには寝る時間を削るしかない!そんな頑張り屋さんもいますよね。
忙しくなくても早く寝ればいいのにぼーっとしてたらいつの間にか深夜!ついついスマホに夢中になっていたら午前2時!
そんな経験誰にでもあると思います。
最近のデータによると日本人は世界的に見てかなり睡眠時間が短いようですね。
それでは、最新の研究が明らかにする睡眠不足の悪影響と対策をご紹介します。
パフォーマンスが徹夜明けレベルに低下する
ワシントン州立大学の研究チームの実験によると、夜しっかり寝るグループ、数時間だけ寝るグループ、そして一睡もしない徹夜グループ。この3グループを比べた結果、なんと!数時間しか寝ないのは、徹夜するのと変わらないということが報告されています。
生活習慣病との関連性
睡眠時間が6時間以下の人は肥満、糖尿病、心臓病の有病率が高いことが知られていました。自治医科大学は4419人の日本人男性を調査した研究から、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて死亡率が2.4倍高くなるという報告をしています。(J Epidemiol.2004 Jul;14(4):124-8)
寝不足で死亡リスクが増えるのは恐ろしいです。
免疫力が低下する
5万6953人の女性を対象にした調査によると、睡眠時間が5時間以下の人は8時間前後の人たちに比べて1.39倍、肺炎になるリスクが高かったことが判明しています。(Sleep. 2012 Jan 1;35(1):97-101)
風邪をひきやすかったり、体調不良が長引いたりするのも睡眠不足の影響かもしれません。
太る
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)のミハエル・ラザルス准教授らの研究グループは、レム睡眠量を減少させると、ショ糖や脂質など、肥満につながる食べ物の過剰摂取が引き起こされることを明らかにしました。この実験では、レム睡眠が不足したマウスはショ糖や脂質をよく食べるようになったそうです。
「異常に甘いものが食べたい!」なんて衝動に駆られるのは実は寝不足が原因かもしれませんね。
いかがでしょうか。睡眠不足は美容、健康への害が非常に大きいということが科学的に明らかですね!
では、睡眠不足の害がわかったところで対策をご紹介します。
1、寝る前スマホをやめる
光の刺激は交感神経を刺激して入眠を妨げます。
2、夕方に仮眠を取らない
夕方に仮眠をとってしまうと、ちょうど寝るべき時間には覚醒してしまいます。
3、酒、たばこ、コーヒーなどの交感神経を刺激する食品を控える
こちらも副交感神経の働きを邪魔します。
4、寝るときのソックスはゆるめで通気性のいいものを
足の血流が悪いとよくないのはもちろんのこと、足がむれてしまうとかえって冷えの原因に。
是非今夜から快適な眠りで身体のパフォーマンスアップしてくださいね!
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