茅ヶ崎市の整体・骨盤矯正の専門家 整体院キュアートです★
段々と朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね?
寒い朝は布団から出るのが辛くなりますよね。
今回は、そんな朝にしっかり目を覚ますために何かできないかなぁと考えてみました。
朝にストレッチするべき部位とは?
朝しっかり目を覚ますには交感神経を刺激してあげることが必要です。
よく目覚めのために行うのは日光を見ることやコーヒーを飲むことですが、これらはすべて交感神経を刺激する行為です。
では、ストレッチで効率よく交感神経を刺激できる部位とはどこでしょうか?
それは、背骨です。
交感神経は脳→脊髄→身体へとつながっています。
その通り道に背骨があるので、背骨を動かすことは交感神経を元気にするのに有効と言えます。
また、交感神経は背骨のすぐ横で交感神経幹という神経節(神経の束)を形成しますので、背骨周辺を刺激することは交感神経を優位にするのに効率的です。
早速やってみよう
猫のポーズと猫の背伸びのポーズ
- 四つん這いになります
- 息を吐きながら背中を丸めて猫背になり、おへそを見るようにします
- 息を吐き切ったら、息を吸いながらもとに戻します。
- 息を吐きながらお尻を突き出し、背中を反らし、顔は前を見ます
- 息を吐き切ったら、息を吸いながらもとに戻します。
- 以上をワンセットとして5回ほど行いましょう
- 正座から手を前に滑らせて顎と胸を床に近づけ、大きく背中を伸ばします。
- この状態で30秒キープします
※腰痛や首痛がひどいときは無理しないでください。
いかがでしょうか。
朝布団から出るのが辛かったら、布団をかぶったままでもできる?と思いますので、シャキッと目覚めたい方はぜひやってみてください☆彡
コラム
交感神経(こうかんしんけい)ってなんだっけ?
よく交感神経と副交感神経っていう言葉を耳にすると思うんですが、「さてなんだっけ」ってなりますよね。
では、解説していきます。
交感神経と副交感神経をセットで自律神経と呼びます。
つまり、自律神経を分解すると交感神経と副交感神経に分けられるんですね。
では自律神経って何でしょう?
自律神経はざっくり言うと身体の内臓など無意識の働きをコントロールしているものです。
「心臓動け!」って意識したことはないと思いますが、心臓は動いていますよね?
それは自律神経は動かしてくれているからです。
「消化するぞ!」って思わなくても胃腸は働いていますよね?
それは自律神経が胃腸を制御してるからです。
身体の働きはめちゃくちゃ複雑なので、私たちが意識して動かせる部分は限られています。
ちょうどパソコンの中がめっちゃ複雑なのと似ています。
あらゆる処理を自動化してくれているおかげでキーボードとマウスの操作だけでいろんなことが出来るわけです。
つまり、自律神経とは、私たちが普通に生活するために色々なことを自動化する装置なのです。
さて、さきに交感神経と副交感神経という2つの神経をセットで自律神経と呼ぶとお伝えしました。
じゃあ、この2つの違いは何でしょうか?
すべての内臓には交感神経と副交感神経という2つの神経が刺さっています。
この2つの神経は基本的に相反する命令を伝えます。
例えば、
心臓だと、交感神経は「めっちゃドキドキして!」っていう指示を伝えます。
副交感神経は「いや、そんなにドキドキしなくていいよ」っていう命令を伝えます。
神経はパルスの回数で強度を伝えますから、
例えば、
「ドキドキして!」by交感神経→6回
「ドキドキしないで」by副交感神経→4回
の割合で心臓が命令を受け取ると、6対4で交感神経優位なのでちょっとだけ心拍が上がるわけです。
これが9対1とかになるとかなりドキドキしますし、2対8とかになると心拍がゆっくりになります。
まとめると、相反する命令を与える【公】と【副】がいて、その命令の量によってどっちが優位かが決まって、内臓の働きがコントロールされるということです。
全体として、
元気に活動しているとき→交感神経優位
ゆっくり休むとき→副交感神経優位
になります。
というわけで、朝はしっかり交感神経を刺激して、反対に夜は副交感神経を刺激するようにすると、いい感じに身体のリズムができるのです。